稲葉直彦 職務経歴


1983年(23歳)

大学卒業後、富士ゼロックス株式会社に入社し、大阪で新規開拓の法人営業経験(4年間)を皮切りに、関西地区における官公庁の業務IT化推進のコンサルティング事業の新規立ち上げを経験(3年間)しました。

 

1990年(30歳)

本社(東京都港区赤坂)へ異動となり、その後は一貫して、国内営業統括部門にて、営業企画、プロダクトマーケティング、商品企画等の広範にわたる業務を経験(約25年間)しました。

 

1990年(30歳)~2000年(40歳)

私が最も専門性を身に着けたスキルは、新商品の価格戦略立案とプライシングです。当時のヒット商品(Able、Acolor等)の価格戦略、プライシングには深くかかわっておりましたので、メーカーマーケティングのあらゆる機能を俯瞰し、影響を与えるスキルを身に着けることができました。

 

2000年(40歳)

メーカーの商品企画、価格戦略といった市場、営業現場から遠い立場での仕事から、より市場・営業現場に近い立場で、全社の営業力を強化できる仕事をしたいと考えました。当時は、コピー機業界全体が、アナログコピー機をデジタルカラー複合機へ移行させていく商品、営業方法のイノベーションが必要なフェーズにありましたので、私はコピー機業界に無い提案営業手法を考案し、経営トップにその全社展開の必要性を直訴しました。提案は承認されて、私は全社的な提案営業育成プロジェクトの企画推進責任者に任命されました。その後、国内営業組織(約4000名)に独自開発の提案営業手法を全国展開し、コピー機業界全体の提案営業力の底上げに少なからず影響を与え、貢献することができたものと自負しております。

 

2012年(52歳)~2015年(55歳)

国内営業のマーケティング企画責任者を任命され、主に、製造部門と販売部門が一体になってメーカーとしての新たな価値創造を行うプロジェクトを推進しました。この仕事を通して、身に着けたことは、非常にタフなネゴシエーションスキルです。

 

2015年(55歳)~現在

大企業の会社員、管理職の立場を卒業し、初めての起業に挑戦するために早期退職しました。退職後直ぐに、中小企業を主対象とする人財育成・組織開発のコンサルティングファームを起業しました。人生で初めて、ゼロから会社を立上げて、事業を発展させる中小企業経営者を日々実践し、多くの学びを得て自分自身と自分の会社を成長させております。

 

米国(ケンタッキー州)に本部を置く国際コーチング連盟・日本支部の理事に就任し、国内におけるコーチング業界の発展に貢献する活動を行っております。2021年11月、日本支部の副理事長に就任し、国内へのコーチングの普及を実現するための日本支部事業改革の推進責任者として活動に取り組んでおります。